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映画「人が人を愛するというどうしようもなさ」
10月某日 映画「人が人を愛するというどうしようもなさ」銀座シネパトス
■公式HP

*人気女優は実生活で浮気している夫との仲に悩んでいた。そして映画で人気女優が俳優の夫との破綻してゆく愛を描くという、その現実をなぞるような作品に、自分と夫と愛人がそのままの役で出演するということになる。その映画の中で女優を演じる女優の役は、心を病み始め街で売春を始めるというものだった。
劇中劇の中の劇中劇、虚実渡りの愛憎劇。

前作「花と蛇」の2作は、脱いでるシーン以外の主演の演技がどうにも……だった。今作の喜多嶋舞は「GONIN」での壊れっぷりが見事だったのでちょっと期待していた。いや~想像以上の壊れっぷりと脱ぎっぷり。凄い大開脚。
作品は、夜、雨、ネオン管、廃屋、といった石井隆の世界感で満たされた。やっぱり石井作品はパリの曇り空の下なんかで撮ってもつまらない。全シーン夜と屋内という、ある種の閉鎖感が独特の味わいを産むのだ。
内容はネタバラシになってしまうのであまり記さないが、喜多嶋舞の少しづつ狂気が前に滲んでくる佇まいは圧巻。永島敏行も「夜がまた来る」以来の石井作品だが、どんとした役者っぷりが良い。この“どん”とした感じがないと狂気との対比がなくなってしまっただろう。常連組の竹中直人も良し。愛人役の新人女優が、ただの脱げる若い女優、というポジション以上のものが何もなかったのが残念。

で、この映画の写真集というのがある。しかし厳密に言うと写真集ではない。ムービーのフィルムのコマからいいシーンを集めて作った本なのだ。通常ムービーの解像度は静止画(写真)の数分の1程度と低いのだが、この作品で使われたハリウッド仕様のデジタルムービーカメラは、とんでもなく美しい解像度で、通常このような映画の写真を撮るカメラよりも遙かに美しい。まあ値段がひと桁違うのだから仕方ないが。でもこれが主流になっちゃたら、私のような舞台なんぞを撮っているカメラマンは必要なくなっちゃうな……。

0701002.jpg








GONIN コンプリートボックス
石井隆

DVD

¥ 7,980(税込)
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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