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演劇「花火、舞い散る/椿組」
7月某日 演劇「花火、舞い散る/椿組」新宿花園神社特設テント
■公式HP


数年前の真夏、ある小劇場で冷房が壊れている状態で芝居を観たことがある。サウナ状態で失神寸前だった。それ以降、環境や状態の悪い中での観劇は避けてきた。
ので、この真夏の野外テント劇も観たいな~と思いつつ、汗だくで桟敷で観るのか……と思うと敬遠してきた。
が、この野外劇を収録した椿組のDVDを観たら、客席は桟敷ではなくけっこう見易そうだったし、今回の作演出は田村孝裕で、客演がモロ師岡ときたら観ずにはいられない。優先予約で楽日の指定席を確保。

*花火工場を営む一家。花火職人として名工の父と、新進気鋭の女花火職人として注目される姉、そして跡継ぎとされる長男は職人として伸び悩んでいた。
成長著しい仲間の職人と、芽の出ないベテラン職人、長男は焦りの中で職人を辞めようかと悩む。そんな最中、父の体調に変化が。

田村孝裕作で、職人がいる家族物で意地の張り合いとなると、3月に観劇した三田村組の「猿股のゆくえ」と同じ趣があるが、やはり巧い! まとまった大団円のように見えて、エゴと意地とのトゲがあちこち出たままという感じのリアリティもまた巧し。
椿組は現代物より、昭和の香りがする芝居の方が面白いと思っていたし、野外劇なら尚更、と思っていたのだが、今作は秀逸! 扉座SETからの客演も良し。モロさんも眉間にシワで、表情一つ変えずに言葉は棒読みというの演出でも、きっちり笑いの時間を確保してしまっている。椿組の若手も劇場公演より数段良かった。
それにこの小屋というか会場の雰囲気は独特で、客席で芝居を観ているという感覚がなかった。最前列というのもあったのだろうが、その芝居設定の中に自分もいるかのような不思議な感覚だった。

懸念された雨も暑さにも悩まされることなく、うちわ一つで快適な環境での観劇。もう私の毎年の定例行事に組み込まれた。来年も雨にも暑さにも襲われないで観劇できるよう、日頃の行いを良くしておこう(笑)

過去2作の野外劇のDVDが椿組HPで発売中。是非に、いや必見でしょう!

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

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