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映画「テレビばかり見てると馬鹿になる」
6月某日 映画「テレビばかり見てると馬鹿になる」ポレポレ東中野
■公式HP

引きこもりの女性。その生活の様子はネットで生中継されているも、つけっぱなしのテレビが流れる中、寝て食べて寝て食べて、たまにセフレに近い男がヤリに来るだけ、という生活。
そこに母親からたのまれたという初老のカウンセラーの男が訪ねてくる。引きこもりを辞めさせようと静かに説得し始めるが……。

亀井亨監督作品。『心中エレジー』『楽園 ~流されて~』『煙が目にしみる』と、したたかな女を描いてきたが、したたかさがマイナスの方向に向いた今作の女。原作付きとはいえ、女の見つめ方映し方は独特の味を殺さずに仕上げられていた。
穂花初主演。演技のほどはアレだが、亀井亨監督であったが故に、この作品にはマッチしたのではなかろうか。
う~ん、好みの顔には点が甘い(笑)

引きこもりというテーマで、かなりゆるい展開。もっと深層心理に突っ込んだり、社会性・時代性をバックグランドに見せたり、という方法論に向かいそうなテーマだが、まったくといっていいほどそこは無視。でも見終わった後、実際の引きこもりの大半は、こんなモンだろう、という思いが残った。きっと難しいことではないのだ。
ささいなきっかけをなくした人間がひきこもりになり、ささいなきっかけを見つけられたら、そこから出るのだ。どんどんまわりがきっかけを難しいことにして、出れなくしている事例ってたくさんあるんだろう、と思うのだが。

先日仕事で四国に行き、ちょっと観光で無人駅のある田舎町を歩いた。半壊した家、開いているのかどうかもわからない薄暗いスーパー、朽ちた工場、ひとっこひとり歩いていない町。もう町自体が引きこもりのような、ニートのような。
でも家の窓から聞こえてくるのはテレビの音。真っ昼間の静かすぎる町にかすかに聞こえてくるのは、みのもんたの声。
テレビばかり見てると馬鹿になる……、然もありなん。

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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