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舞台&映画「モロ師岡ウイーク」
モロ師岡ウイーク
■公式HP

6月某日 舞台「モロ師岡 僕の一人コント集~めげない~」下北沢劇小劇場
 
開演10分前、HPで開演前に何かオマケがありますとの告知があったように、何やらフォークゲリラ風の出で立ちで、弾き語りで「精霊流し」やらフォークソングを歌い出す。ラストは「悲しくてやりきれない」の自虐的な替え歌で笑わせて締める。そしてまず“カンヌでフランス人を笑わせてきたモロ師岡です”と第一声(笑)。3分の短編とは言えカンヌで主演作品公開である。その作品については後ほど記します。

まず古いネタのリアレンジ物で、イソップ童話と古典落語を合わせたようなサラリーマンコント。イソップ童話ネタで終わるかと思いきや、後半で古典落語をネタにしたオチに持っていくあたりで、そうきたか~とニヤリとしてしまった。ずいぶん若い頃のネタと言うことだったが、この頃にはすでにサラリーマン落語の素になる要素がネタに仕込まれていたようだ。

続いて20代に作られたという郵便局長のネタ。こういうせせこまし~人間の描写に小ネタをこれでもかと仕込むパターンのネタは十八番であろう。とても20代に作られたとは思えない初老の悲哀と笑いの融合ネタだった。

続いてこれもリアレンジ物で野球のピッチャーネタ。“ハンカチ王子”ならぬ“手ぬぐい王子”に笑う。ネタのオチがやはり落語的なサゲ方。落語の組み立て方が一人コントのベースにはあったのか~。

ここから新作。先日の自分の家に立てこもった事件をベースに2作。立てこもった夫を主人公にしたネタと、人質になった元妻を主人公にしたネタ。
実はこの事件のおかげで、モロさんがゲスト主役で出演するはずだったドラマ「セクシーボイスアンドロボ」が急遽放送中止になったそうだ。理由はモロさん演じる男が立てこもりをする犯人だったそうで、何ともタイミングの悪い……。しかしそれをネタにしてしまうあたり芸人根性というか、棚からぼた餅というか(笑)
夫側のネタは、実際のところ犯人はこういう心境だったんじゃないかな~、と思わせた。
元妻側のネタは、これは奥様の楠美津香さんにやって欲しかった。モロさん以上にすんごいコトになりそうな感じが。この2つネタで夫婦共演を是非(笑)

最後はソロライブではいつもの、切なく最後にグッと来るネタ。間違って死んだことにされ天に召された男が、神様の計らいで別に死んだ男の体に宿り生き返ると言う話。
最後の一言の重たさと言ったら……。大笑いしていたところをスッと一言で醒ますような見事なサゲ方。ある種哲学的である。
普段寄席やゲスト出演のライブなどではこういうネタは掛けづらいだろうし、私はこういうネタが見れるのがソロライブの一番の楽しみだ。

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6月某日  落語会「モロ師岡・モロ噺」上野広小路亭

まずはサラリーマン落語「OL版・饅頭怖い」。
そして某真打ち落語家がついにこの高座に登場。色んな意味で“ついに登場”である(笑)。
おかしいな~真打ち落語家なのに羽織を着てないぞ~、忘れたのかな~という突っ込みはさておき(苦笑)、リレー落語ということで、古典落語「子別れ」の上部分となる「強飯の女郎買い」を披露。「子別れ」が上中下と三部構成になっていることを初めて知る。中下を続けてやっている「子別れ」は何度も聞いたことがあったが、上の「強飯の女郎買い」は初めて聞いた。リレー落語と言うことで、主人公の職業や名前が後半のサラリーマン落語に合わせる形で、大工から噺家に変更されていた。
古典でフルで「子別れ」上中下をやると、噺家さんによっては2時間を超える大作になるそうだ。
で、ちょっとこのまま古典で続きの中と下を聞きたいな~と、思ったのだが、いいところでモロさんにタッチである。
いつかフルで聞かせて下さい某真打ち落語家さん!

昨年末、NHKドラマ「中学生日記」でこの古典落語「子別れ」をベースにした脚本をモロさんが書いた。それをサラリーマン落語に仕立てたサラリーマン落語版「子別れ」を高座で披露。
難易度の高い作品。というのも噺家が主人公の話なので、落語の中で落語をやらねばならないのだ。それも「子別れ」の中で「子別れ」をやるという難易度(笑)。
ドラマ版も観ていたのだが、切ない話なんだコレが。父親が落語家だと友達に言えずに、片親だと友達に嘘をつく娘、それを知り改心して稽古に励む父親、という話を噺に。
難易度も高くネタ下ろしなので、やはり途中とっちらかってしまった部分はあったにせよ、これは名作!
最後にちょろっとホントのモロさんの愛娘登場。師岡家は「子別れ」と違い、とても幸せなようである(笑)

オマケで下北のソロライブでもやったピッチャーネタで締め。受け方の雰囲気が下北と広小路亭ではずいぶん違うもんだな~。

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6月某日  映画「素晴らしき休日」テアトルタイムズスクエア
■情報HP

「監督・ばんざい!」の上映前にオマケで上映。
田んぼの真ん中にある映画館。受付で農民姿のモロさんが「農民1枚」と言い切符を買う。映画館で上映されているのは「キッズリターン」。劇場にはモロさんとなぜか犬が一匹。映写技師が次々にトラブルを起こし上映は寸断される。

この3分の作品、深読みすればするだけ深読みが出来る。寸断されながらも上映される映像にはモロさんのシーンはない。ただ偶然お客として見に来た設定か、そのロートルボクサーのその後が農民なのか、役者のその後が農民なのか。
そしてフィルムを絡ませたり、引火させたり、めちゃめちゃにしてしまう映写技師は北野武が演じている。過去の作品を壊すという意味合いなのか。だったら、なぜ「キッズリターン」なのか。農民役は大杉蓮で、映画は「HANA-BI」でもいいんだし……。いずれにせよ過去と現在というテーマがあることは確かなようだが。
正直本編の「監督・ばんざい!」よりこっちのほうが深~い何かを感じさせたのだった。というのが「監督・ばんざい!」の感想でもあり「素晴らしき休日」の感想でもある。

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

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2007/10/01(月) 14:05:54 | プレサーチ
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2007/11/10(土) 21:20:35 | クチコミコミュニケーション
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