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無声映画鑑賞会
1月某日 無声映画「第582回無声映画鑑賞会」 門仲天井ホール
「母(活弁・桜井麻美
「生れてはみたけれど(活弁・澤登翠

■無声映画マツダ映画社


「母」。夫を亡くし子供を育てるため賢明に働く母。奉公する屋敷の差別や嫉妬からのイジメに怒り、恩を着せて言い寄る男を振り払い、想いを寄せる男にも「子供が独り立ちするまでは」と想いを断ち切り、任された店を繁盛させ、子供を立派に育て上げたころに病に犯され……、といういい話なのだが、ともすると無情な話である。弁士の語り具合が重すぎずにいい塩梅。

「生れてはみたけれど」。偉くなれ、と子供に日頃から言う父。しかしこの子供に出世の為に上司の機嫌を取る姿を見られてしまう。幻滅し反抗する子供。釈明に悩む父。
最後の親子の和解の仕方が曖昧。しかしこの曖昧さが絶妙な加減で味わいとなる。これが小津の世界か~、と思わせる見せ方。

1970年以前の映画は極力観ないようにしていた。はまってしまうと只でさえ観劇三昧で時間も経費も切迫している現状の生活が、さらに切迫感をましそうだからである(苦笑)。それなのに成瀬巳喜男や小津安二郎を無声映画で観てしまい、はまりそうな気持ちを抑える今日この頃。見始めたら切りがなさそうなのだ。知らずに済めばその方が良かったのに……。澤登一門が恨めしい(笑)

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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