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~ 観劇、鑑賞の記録。リンク集そしてデータベース ~
演劇「夏きたりなば」
9月某日 演劇「夏きたりなば」本多劇場
■公式HP


*休日の朝、妻の妹が大事な人を連れてくると言うことで、家族は家の片付けに追われる。しかし妹が連れて来たという相手は、恋人でも婚約者でもなく、介護の仕事をして知り合ったという独居老人の男だった。
足が悪く歩けなくなる日も近いということで、そうなる前に家族の団らんを味あわせてあげたいという事だった。渋る妻を尻目に夫と娘は家族ごっこをしようと架空の家族となって老人を迎え入れようとするが……。
ふたくちつよし作の舞台。4年ぶりの再演。

軽妙なノリで始まっていく物語は一見家族劇のようだが、仕込まれた問題は社会的にも、パーソナルな部分においても根深く重たいものだ。しかしそこをハッキリとした言葉や社会的背景で浮き立たせることをせず、家族という世界だけで見せている。観る人間の背景によって見方の角度はかなり違うかもしれないが、確実に芯を見つめられるわかりやすさと、噛みしめ甲斐のある作品だ。

主演仁科亜季子。小学生の頃好きだったのだ。ませたガキだが(笑)。年齢を言うのも何だが一回り上という年齢にはとても見えぬ美しさである。
再演ということで、妹役と娘役が変更になっている。仁科亜季子と小林美江の姉妹、達者な役者同士ということで片付けてしまえないずっしりとした見応えがあったな~。初演のキャストで見たらこんなに面白いと思わなかったろう。誰だったとは言わないが(苦笑)。

時代や地域も問わず受け入れられる作品だし、仁科亜季子のネームバリューがあれば全国公演も出来そうだが。東京だけの公演じゃもったいない。

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

落語会「昇進記念の会」
9月某日 落語会「昇進記念の会」紀伊國屋ホール
立川志らべ立川らく次立川らく里
立川談春 立川しらく


志らく一門の志らべ・らく次・らく里の二ツ目昇進を記念した会。前売り完売! めでたい!!
まずはパンフレットに書かれた師匠・志らくの、弟子への愛情、兄弟子への愛情と敬意、それ以上に自分への愛に満ちあふれた文面に開演前から爆笑。

そして開演。師匠と3人の挨拶。二ツ目昇進なので口上とは言わないらしい。師匠の今夜だけは無理して笑って下さい、という愛溢れるお願いで開幕。

まずらく次が「桑名舟」。講釈に時事ネタをはさみパパーンと勢いよく決める。その勢いにちょっと圧倒される。この会、いや昇進に賭ける思いが伝わる見事な出来。
次に志らべの「権助魚」。 師匠譲りの芸か、本人そのものなのか(笑)、バカ、いや与太郎をやらせたら巧い!
そしてゲストでありこの会の仕掛け人の談春登場。実に楽しそうにこの会開催の経由を話し、真打ち昇進の時にはこれよりでかい会場でやらなきゃマズイだろ、と3人にプレッシャーをかける。噺は「汲み立て」。汲み立てのう○こで締めるネタ。確信犯的ネタ選び(笑)

中入り後に苦労人らく里登場。元・快楽亭ブラ汁、元・立川らくB、そして2度目の改名でらく里。ネタは「反対車」。おっと意外にオーソドックスなネタで来た!? と思ったら、車に揺られ必死で車にしがみつく下りの「ここで死んでたまるか~」という台詞の後に仕込んだのは、入門から今回の昇進にいたる芸人の半生記。「若いときの苦労は買ってでもしろというが、俺は本当に買ったぞ!」という快楽亭門下時の悲惨な状況から、2度に渡る二ツ目昇進の取り消しの経由まで、吐き出すように語る語る、お客笑う笑う。
そして締めは志らく師匠。何をやるかと思いきや「死神」!! 弟子の渾身の高座が霞むような迫真の一席。師匠の姿勢にちょっと震えた。

3人共に今まで観た中で一番の出来だった。果たして誰が真打ちに一抜けするのか、真打ちの披露目はどこでやるのか、いや~楽しみだ。

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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

ダンス「ミミ(室伏鴻+黒田育世)」
9月某日 ダンス「ミミ(室伏鴻+黒田育世)」赤坂RED Theater
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キャリア40年という室伏鴻と新進気鋭の黒田育世の組み合わせ。黒田育世は自身のカンパニーBATIKを何度か観ている。その時の印象はとにかく強いダンス、そして生粋のソリストなんじゃないかと思えるパフォーマンスだった。ソロの公演を観たことはないが、カンパニーでの公演もダンサーを率いて、という感じが強かった。なので今年春に行われたコンドルズの近藤良平とのデュオの公演はどうなるか楽しみだったのだが、チケットが取れず悔しい思いをした。なので速攻で今回はチケットを取り観劇。

演劇的要素も強く、今までのBATIKとは一味も二味も違う趣。コラボレーションと言うより、室伏鴻の世界に黒田育世が入り込んだ感じか。
組み合わせの問題なのか、資質がそうなのか、やはり黒田のソリストとしての側面がデュオとしての成り立ちを崩してしまっていた。室伏が黒田を受ける事が出来てもその逆が成り立っていない。分かち合えない空気感がどうにも……という感じ。
とは言え黒田育世にとって新しい世界の開拓には違いないだろう。

室伏鴻は初めての観劇だったが、60年代のアングラの香りが漂う。
壊させなかったのか、壊れなかったのか、壊そうともしていなかったのか、黒田育世という21世紀のダンサーとぶつかってもみじんも崩れないスタイル。このコラボに何を求めたのだろう、と考えながら観ていたがわからずじまいだった。だた二人のポテンシャルの高さだけはまざまざと見せつけられた。そしてソロ公演を観たい、とつくづく思うのだった。

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テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

落語会「志らら日記」
9月某日 落語会「志らら日記」高円寺studio-k
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立川志らくの2番弟子でありながら、高田文夫の付き人である立川志らら。今年から毎月行われている定例落語会を観劇。
おおよそ落語会ではなじみのない土地と会場。ここを根城に据えて毎月やろうとする心意気は凄い。同日に上野の寄席で行われたた某前座さんの会には30人ほど入ったそうだ。通常の寄席の興行と思って入ってくるお客も多数いたとか。まあこの高円寺の会場に通りすがりで入るお客はいないわけで、となると濃い志ららマニアが1ヶ月の志らら活動報告を聞きに来る会となる。でもそんな濃いお客じゃなくても十二分に爆笑できる活動報告。今回はマニア度が濃密過ぎる人数だったので、相当マニアックな立川流前座達のしくじり話と、とってもメジャーな笑福亭鶴瓶の裏話で笑わせる。桂文字らのしくじり話で笑っている自分が、ブームと言われているが実は2千人しかいないとされている落語ファンの一員になったことを実感する(苦笑)

でネタはというと「湯屋番」「目黒のさんま」「鮑のし」。
ちゃんと噺の最後にネタの名前を言ってくれるのが嬉しい。面白いな~この噺、と思っても名前がわからない、ということが多々ある落語会。まだまだ2千人の端っこの端っこにいる私のような者は、初めて聞く噺が多いのだ。「湯屋番」「鮑のし」は初めて聞く。
若旦那があらぬ妄想にニヤける「湯屋番」で相当笑う。やはりちょっと艶っぽいというか「あ~ら、ちょっとおまえさん」とかいう下りが入る噺を語らせたら巧い。その台詞の言い回しは師匠を超えている気がする(笑)

次回は、来月大阪で行われる笑福亭鶴瓶の会にゲストとして招かれる事なった立川志ららが、いかに高座に上がり、どんな風に大阪のお客に迎えられたか、という活動報告がなされるという。すげ~聞きたい。が、来月は行けないんだよな~。どなたかレポートを!

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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

映画「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」
9月某日 映画「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」テアトル新宿
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*福岡の商社に勤める44才の男は、近所のコンビニに勤めていた少女に援交を持ちかけれれる。話すうちに彼女が22年前に別れた恋人の娘であることを知る。
男は少女に何もせぬまま交際を始め、転勤予定の香港に結婚してついてこいと告げる。しかし少女には同居する同級生の男がいた。
伊勢正三(かぐや姫・風)の「22才の別れ」をモチーフにした、大林宣彦監督「なごり雪」に続く大分三部作の第二作。

たぶんじんわりしみじみするような作品だろうが、なぜか終始泣きっぱなし(苦笑)。主人公の男と歳が近いせいもあるだろうか、二十歳前後の青春模様に重なるあれこれがあったり、脳裏をかすめる思いがあったりと、心中ざわざわしながらの鑑賞。

画面に収まりの悪いキャスティングというのは、どんな作品にも大なり小なりいるのだが、大林作品にキャスティングのハズレ無しである。今回正直、大林作品に筧利夫って……と思っていたのだったが、なんかめちゃめちゃ良かった。そしてやはり新人二人も抜群。
大分三部作の「なごり雪」も大好きで、その舞台とリンクするシーンなどもあり、改めてDVDで見直す。やはり泣く。
両作品とも30代後半になった男は観るべし!楔のように胸に刻まれる作品である。

大分三部作の三作目は「ささやかなこの人生」か「君と歩いた青春」か。楽しみである。

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

ダンス「BLUE SPRING(REVO)」
9月某日 ダンス「BLUE SPRING(REVO)」新国立劇場小劇場
■公式HP


*ダンス・演劇・コメディ・ミュージカル・アートパフォーマンス、あらゆる要素が詰まったエンターテインメントショー。BLUE SPRING(青春)を軸にしたストーリー、まるでウエストサイドストーリーのごとき青春活劇に、切なくも儚げに老人の精霊が絡む。そしてエンタメ界の裏側を虚実入り混ぜてシュールでちょっとエグイ展開に仕立てたストーリーの2本立て。
ダンサー・振付師の広崎うらん演出のREVOの新作公演。

バレエ・コンテンポラリーダンス界から国内外で活躍するそうそうたるメンツ15人が揃い、それにさいたまゴールドシアター(蜷川幸雄が主催する年齢55歳以上役者のみが参加できる演劇集団)より8人が参加する舞台。最高齢81歳!
こんだけ色んな要素が詰まっていると、とっ散らかったりグズグズになりがちだが見事なまでに完成された構成。演者のポテンシャルの高さが並ではないということに尽きるだろう。そしてそれぞれの個性を生かし、そしてその個性で遊んでしまっている演出の巧さ、この舞台は凄いです。老若男女楽しめます。何たって舞台で81歳の元若者が踊るのですよ。

衣装・照明・音響、どれをとっても最高のパフォーマンスでした。ただ宣伝がイカン。かなり上手いチラシではあるが、ダンス界のチラシにありがちな「点」しか見てないデザインである。観る前にチラシから抱いたイメージと、観た後に持ったイメージのギャップが大きい。このチラシじゃ、この舞台の楽しさの数十分の一も伝わらないのだ。ダンス好きはほっといても来るのだ。そうでない層にどうアピールするかが問題なのだが、意外と演者や演出家が、この「点」しか見てないデザインが好きで、そうしたがる傾向があるのも確かなので、スタッフを責められない場合もあるのだ。実際実感として経験しているが……。

こういうクオリティーの高いエンタメ要素もアートとしての側面も十二分に持ち合わせた公演はちゃんとスポンサーなりが付いて、全国展開すべき。特に中高生には文部省推薦の舞台として観せるべきだと思う。株取引を教えるより先に学ぶことが詰まってるのである。

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

演劇「放免エスケープ(ロリータ男爵)」
9月某日 演劇「放免エスケープ(ロリータ男爵)」駅前劇場
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*とある地下に世間から隔離された収容所がある。そこには数人の男達が、何の罪を犯したわけでもなく生まれてからずっと閉じこめられ生活していた。
そこに地上から一日所長としてやって来た老人と売り出し中のタレント。一日所長の権限を逆手にとり恩赦を発令すると言い出し始めた。果たしてその地下収容所の存在目的は、恩赦発令の真意は!?

唄あり踊りあり笑いあり、こういうアングラとコメディーとエンターテインメントの要素が詰まった芝居は初めて観た。セットも音響も、使われる楽曲もクオリティー高い! エコーの具合から音のバランスまで、小劇場でこんなに音のいい舞台は経験がない。
構成はちょっと時代が前後するあたりの見せ方がハッキリせずに、途中頭に「?」が浮かんでしまった部分はあったが、多少強引な展開が逆にたたみ込むような勢いになっていた。なにより役者の全身全霊感がみなぎっている感じ。それが一生懸命頑張ってますっていう暑苦しさではなく、ものすごく舞台を芝居を楽しんでいる感じがした。劇団の結束がいいんだろうな~。

ロリータ男爵公演の名物らしい役者松尾マリヲさんの前説も楽し。客の誘導から写メ撮影会までもやり、若干のテレが見え隠れしつつも「役者松尾マリヲのテーマ」を熱唱。
嫌がるお客も多いのか、わざわざ事前に役者松尾マリヲの前説がない日、というのが書かれていた(笑)。
あと今回気になったのが監督官役の福屋吉史氏、まさかとは思うが大日本プロレスの"黒天使"沼澤邪鬼じゃないよな~。似てたな~。

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

落語会「モロ師岡・モロ噺」
8月某日  落語会「モロ師岡・モロ噺」上野広小路亭

久しぶりにゲスト無し前座なしのモロさん単独公演。
まずは十八番の「天狗裁き」。愛人が夢を聞きたがって始まるバージョンで、さらにサゲがまたリアレンジされていた。このバージョンの方が奥行きと広がりが大きく面白い。
そして名作「家族のポスト」。モロさん涙を浮かべての熱演。
これどっかでCDにしないかな~。「天狗裁き」と「家族のポスト」の組み合わせで出せないものかな~。名作は残さないといかんぜよ。
締めは「怪談・百円物語」。ちょっと急ぎすぎの感が。終演時間に追われていたようだ。キャラの設定と演じ分けが見事。
でもやっぱり怪談話は客席を暗くした方が、出来れば高座もピンスポットで、と思うのだが。

次回ゲスト春風亭昇太!! いきなり新作落語界のちっちゃいドン(笑)登場! 新作落語 vs. サラリーマン落語の頂上決戦である。チケットはお早めに!!


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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

ダンス「約束の船(黒沢美香+木佐貫邦子)」
9月某日 ダンス「約束の船(黒沢美香+木佐貫邦子)」シアタートラム
■公式HP 黒沢美香 木佐貫邦子


女性コンテンポラリーダンサーの重鎮二人が、生誕50年を期して初のデュオダンス公演。
キャラクターが全く違う二人がぶつかるように、反るように、添うように、人生の軌跡をなぞるかのような舞台。
技術云々を記すのは失礼にあたるが、巧いとか美しいとかを超えたところで、時代や時間、セクシャリティーや生活感までも包み隠さずさらけ出したよう。並のエネルギーで勤められる舞台ではない。最後は泣けて仕方なかった。
陳腐な言葉であるが、「人生は素晴らしい」そう思える舞台だった。
約束の船に乗った二人はこれからどこへ向かうのだろう。

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テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

映画「童貞。をプロデュース 」
8月某日 映画「童貞。をプロデュース 」池袋シネマロサ
■公式HP

*「童貞。をプロデュース 1 ~俺は、君のためにこそ死ににいく」

映画大好きで夢見がちな童貞K君。片思いの女友達に告白し愛を実らせ、男になろう、という筋書きをプロデュースするドキュメンタリー。
*「童貞をプロデュース2 ~ビューティフル・ドリーマー」
ゴミ廃棄場に勤めながら、ゴミの中からグラビア雑誌を拾い集め、それを切り取りスクラップにするのが生き甲斐という童貞U君。恋するアイドルのために作った短編映画を本人に見せるため上映会を催すことに、というドキュメンタリー。

会場は大入り満員。久々に前後左右にお客が座っている状況で映画を観る(苦笑)。会場にはカップルや女性客も多く、笑いに包まれた上映だった。
2週間限定レイトショーのはずが、大入りにつき1週間上演延期が決まったそうだ。これは宣伝の上手さのたまものだ。チラシの的確な作り方、そして大量配布、プレイベントの開催など、広告屋の身としてはこの宣伝活動の情熱と正しさを多くの業界関係者に見習って欲しい。作品が面白くて、宣伝が行き届いていればお客は入るのだよ!

で作品はというと、理想というか能書きが先に立ち恋愛もままならない童貞野郎がのうっとうしさ満開、なのだが、見終わると彼らの幸せは誰にも否定できないし、彼らの美しさを誰も汚してはいけない、と思ってしまうのだ。そして何故か切ない幸福感を憶えるのだった。

最近女性シンガーが“僕”という少年・青年の視点から書いた詞の曲をよく唄っている。繊細さを描くのに、少女・女の視点ではもう難しくなっているのだろう。
繊細な男達の生き様を撮りきった秀作。老若男女問わず観るべし!

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

歌舞伎「八月納涼大歌舞伎 第三部」
8月某日 歌舞伎「八月納涼大歌舞伎 第三部」歌舞伎座
■公式HP



「裏表先代萩(うらおもてせんだいはぎ)」
*ちょっと話がややこしいので、あらすじは公式HPで m( _ _ )m
歌舞伎座では初上演で、12年ぶりの上演作品。

一つの物語において、町中の物語の部分を世話物(江戸時代の市井の事件や恋愛・義理・人情の葛藤を写実的に描いた作品)で、城内のお武家様たちの物語の部分を時代物(江戸時代以前の武将の事件・事跡を題材にした歌舞伎などの作品)で、それぞれを交互で見せるという形での上演。
面白い試みだが、ちょっとどっちつかずに感じた。世話物のトントーンっとしたテンポから、時代物の雅な台詞回しの重たいトーンに行ったり来たりで、集中力が削がれる感じもあった。
時代物の部分は、通常「伽羅先代萩」という演目で頻繁に上演される人気作だ。我が子を犠牲にしても姫君を守る乳母の痛々しさが刺さるような舞台で、以前今回と同じく勘三郎主演で観たことがあった。その時の方が面白かったな~。
世話物の部分だけという演目はないようで、「裏表先代萩」でないと観られないようだ。こっちも「裏先代萩」としてたっぷり上演できるだけの要素が詰まった話。こっちはこっちで世話物の演目として観たかったな~。
この世話物+時代物というやりかただったら、コクーン歌舞伎で演出を密にしてやれば面白いかも、と思ったりした。

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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術