FC2ブログ
~ 観劇、鑑賞の記録。リンク集そしてデータベース ~
落語会「立川談志・志らく 親子会」
9月某日 「向田邦子没後25年  立川談志・志らく 親子会」東京芸術劇場中ホール

「向田邦子没後25年~」というタイトルだが、中身は通常の親子会。ただ客席の半分400席が向田邦子関係者の招待客という、通常とはちょっと違う空気。客席で見かける著名人の顔ぶれはそうそうたる面子だった。年末の舞台「あ・うん」出演者も客席に。

志らくさんの「文七元結」、以前聞いたときより廓の女将さんの懐の深さが魅力的に感じた。文七が五十両を投げつけて去っていく場面などは志らくさんの真骨頂じゃなかろうか。いや~笑えた。客席の初めて落語を聞きます、というかなりの数のお客さんも十二分に楽しめたんじゃなかろうか。しかしこんなに緊張している志らくさんの舞台は初めて見たな~。

そして家元。まずはジョークをつらつらと。そして「山崎屋」。場面を飛ばして話を戻したり、途中早送りしたりと、独演会より実験的。
「俺の話は普通の落語に飽きた人が楽しむもんだ」とは家元の弁。今回の高座でそれを実感。これは「山埼屋」を熟知してる人が聞いたらめちゃめちゃ面白いんだろうな~、とまだまだ普通の落語も熟知できてない私はちょっと悔しいのであった。
 
スポンサーサイト



テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

映画「愛妻日記」「饗宴」
9月某日 映画「愛妻日記」「饗宴」渋谷ユーロスペース
■詳細HP

「愛妻日記」
サトウトシキ監督の新作。夫が妻によってサディスティックに開眼させられるという話。そっち系の作品だと最近では「花と蛇」があるが、もっと精神に近い形で日常に突き刺した描き方。この作品の方がちゃんと精神とか愛情とかに向き合っている。
サトウトシキ作品にしては少し雄弁過ぎるかな~と思ったが、ラストで妻に無言で語らせるあたりは、ゾクッとさせるいつものトシキワールドだった。ただ残念なのがこの作品はデジタルビデオでの撮影だった。いつもより寄った映像と、画質の奥行きのなさがちょっと残念。北野武の「キタノブルー」ならぬ「トシキブルー」の空はやっぱりフィルムじゃないと。





「饗宴」
「独立少年合唱団」「いつか読書する日」と、チェンジアップの球がベース上で150キロになるような真っ直ぐな作品を撮っている緒方明監督の新作は、これまた直球。
倦怠期の夫婦が性遊具での快感に目覚め、肉体と精神を離して愛し合うという話。横軸では夫婦関係、縦軸では哲学におけるエロスの在り方を描き組みあげ、耽美に逃げない真っ直ぐな太い作品に仕上げている。役者がまた腹の据わった正面勝負。




重松清著作「愛妻日記」を元に毎週2作品づつ計6作品を上映するというシリーズ物。チラシなし、前売りなし、というほぼ宣伝ナシの状態での公開。意味あるシリーズなんだし、監督陣も癖のある面白い人たちが撮ってるし、もっと宣伝すべきなんだよな~。制作サイドの布陣を見ると、来年にでもWOWOWで放送しそうな感じはするのだが。

愛妻日記
重松 清
講談社

単行本

在庫切れ
created by r-pd.com


テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

演劇「真夜中のマクベス/龍昇企画」
9月某日 演劇「真夜中のマクベス/龍昇企画」江古田ストアハウス
■公式HP

シェークスピアと夏目漱石が下敷きになった芝居。バランスを欠いていく一家の現在と過去の描写。たぶん物語と言ったら嘘になると思う。描写という表現が一番合っている感じだ。
緩い、肩に力が入ってない、役者は舞台で在るがままに台詞を読む。伝えるという意志が感じられない。でも届く、ちゃんと届く。演じるという理性ではなく、生きるという生理のような芝居だった。
今年四本目のシェークスピア作品だが、どっからアプローチしてもシェークスピアは傷一つ着かない感じが面白くもあり怖くもある。

10年前に初めて小劇場芝居を観たのは、狭いクラブに布団を一枚敷いただけの舞台で演じられた、前川麻子大川豊の二人芝居だった。それは出だしと最後だけを決めて途中はまったくの即興という舞台だった。日常の言葉で日常のトーンで綴られる、いわゆる静かな芝居。かなりのカルチャーショックだった。脚本に前川麻子が参加しているのもあるかもしれないが、この舞台は久々にその時と似た感覚を覚えた。
前川麻子、もっと芝居やってくれないかな~。

 060924.jpg

テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

演劇「星屑の町」
9月某日 演劇「星屑の町 東京砂漠篇 」本多劇場
■公式HP

ずっと気になっていて、観よう観ようとおもいつつ見逃していた「星屑の町シリーズ」。観終わって今まで観なかった事を悔やむ。

どさ回りのムードコーラスグループの話。今回はボーカルが戸田恵子という布陣。
戸田恵子の歌、巧! 歌謡曲好きにはたまらん選曲。もう何曲か聞いていたかった。以前ボーカルが太平サブローの時代にディナーショーをやったことがあったそうだ。ボーカル戸田恵子で東京キネマ倶楽部あたりでマジでショーをやってくれないかと熱望する。まぁコーラスはもうちょっと何とかしてはもらいたいが(笑)

この布陣で面白くないわけがない。水谷龍二の作演出なので心配はしていなかったが、泣かせ芝居をやられるとちょっとくどいかなとは思っていた。が、キャラクターの有象無象感をきっちり見せることで、必要以上の笑いも感動も織り込むことなく胸に響く芝居になっていた。
厳しさを切なさに変える、という人情喜劇の王道的な芝居。最近このての芝居がやたら好きだ。落語の影響かな~?

前回までの星屑の町シリーズ、映像にして残してないのかな~、DVDとかで出してくれないだろうか。観たいな~。

 060923.jpg

テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

映画「青春☆金属バット」
9月某日  映画「青春☆金属バット」シネアミューズ
■公式HP

キャスティングが見事。熊切監督作品は「アンテナ」以外は観ているが、毎回絶妙なキャスティングである。主人公の三人も良かったが、ちょい役で出ていた江口のりこと若松孝二がイイ! この役は他には考えられないだろう。

行き場がなくなった人間の哀愁と痛みを描いた「空の穴」「揮発性の女」そして今作。かなり原作には忠実だそうだが、見事に熊切作品の色になっていた。アップでごまかさない狙いすぎない絵作りで、ともすると面倒でうっとうしい人間達をフラットに映し出している。

ただ毎回熊切作品を観て、この人はこういった行き場をなくしたような人間と関わった事がないんだろうな~と感じる。描く人間をとても俯瞰から見て手のひらで転がしているような感じがちょっと鼻につく場面もある。今回はそこまでは感じなかったが、「空の穴」を観たときはちょっと腹が立った。
きっとイイトコのお坊ちゃんだったんではなかろうか、と勝手な想像をしてみる。違ってたらすんません。
 
060920.jpg


 
CD「ガリバー/野狐禅」
■公式HP

で、主題歌がエンドロールで流れるのだが、これがイイ! 以前から気になってはいたのだが、今作主演の竹原ピストルの野狐禅、帰りにCD買っちゃった。今、40男がはまるバンドといえばサンボマスターだが、私は野狐禅を推します。



テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

落語会「立川談志ひとり会」
9月某日 落語会「立川談志ひとり会 ~秋冬三夜~」国立演芸場
■公式HP

会場に向かう最中、まさか国立演芸場じゃなくて、新国立劇場じゃなかろうな……、と不安になってチケットを見直したら国立演芸場だったので一安心。……!! 開演時間が18:30だ! すっかり19時開演だと思いこんでた(汗)というわけで20分遅刻(泣)

演目は「明烏」と「死神」。家元の高座で知っている演目を聞くのは初めてだった。
ひとり会はとても実験的であったりするために、当たりはずれがあったりする玄人好みの会だと聞いていたのだが、今回はたまたまなのか、それとも私がその実験的要素にすら気づかなかったのかは不明だが、とても素直に楽しめた。今まで観た中では一番声も出ていたし、会場の広さもベストな感じだ。これで遅刻さえしなかったら……。

「死神」はサゲの死神の台詞と間合い、そして言いしれぬ威圧感で背筋にゾクっと緊張が走った。最後のロウソクの炎をフッと吹き消した後で、ニヤリと笑った家元の顔が死神の顔に見えて怖かった~(苦笑)

 060919.jpg

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

舞台「泥棒役者」
9月某日 舞台「泥棒役者東京芸術劇場小ホール2
■公式HP

嘘と勘違いで話が転がっていくストーリー。先日観た「戸惑いの日曜日」と同じシチュエーションコメディ物。
構成の緻密さなどは、やはり三谷幸喜作の後者の方が見応えがあったが、きたろう VS 片桐仁という曲者のぶつかり合いはかなり面白かった。
片桐仁の前回の舞台「はなび」では、原武さんというキョーレツなボケとの絶妙な組み合わせで笑わせてくれたのだが、今回はキョーレツというより強者という感じのボケのきたろうとの組み合わせ。つかみ所のないボケを拾ったり振り回されたり、2時間弱ほぼ出ずっぱりで奮闘。楽日ということで、きたろうのアドリブも相当あったようで、かなりテンション高めの舞台だった。
女性編集者役に、もう少しベテランというか舞台経験のある役者を使った方が、全体的に締まった感じはすると思うのだが。ただあれはあれで、代理店とか編集者とかの鼻につくイヤ~な感じのリアリティは抜群にあった。いるんだよな~ああいうの。銀座辺りの出版社に(笑)

年末の舞台「あ・うん」に片桐仁出演ということだ。向田邦子の世界に片桐仁はどう入っていくのか!? めちゃくちゃ楽しみである。チケット争奪戦だろうな~。

 060918.jpg

テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

演劇「ひとり&ふたり舞台」
9月某日 演劇「ひとり&ふたり舞台」vol.9 新宿サニーサイドシアター
コンタキンテ 板橋俊也+清水いつか  長内那由多 成田紘希


お客が重い、という公演がある。舞台の出来云々とは別の次元で、一歩引いて舞台を観るタイプのお客さんの比率が多いのだろう。この日は異常に重たいお客だった。こんだけ重たい客層も珍しい。

まず前説でコンタさんが登場でひとネタ。……重い、失笑すらない。無謀にお客をいじるがさらに空気は重量感を増す。普通このネタなら「う”~」とか「え”~」とか、引くにしろ盛り上がるにしろリアクションがあるものだが……見事にノーリアクション。

続いて板橋俊也+清水いつかの男女コンビの二人芝居。ネタの切り口、設定は面白い。キャラの奥行きが増せばもっと面白くなる。最後すんなり終わりすぎたのが残念かな~。

長内那由多。三国志をひとり語りで演じる。三国志に馴染みがないと、設定や言葉の難しさになかなか話に入っていけない。声の説得力は相当あるのだから、伝えるべき言葉と、それを引き立てる言葉のメリハリが効いてくれば、もっと絵が浮かぶようになると思う。

成田紘希。こちらも翻訳物のひとり芝居。脚本や構成はいいのだが、まだ言葉が文字のままな感じがちょっとした。関西の人らしいが、アウエイの場所でこの重たいお客じゃ相当ツライだろう。

最後はコンタキンテ。先日の「立川談四楼独演会」にゲストで出た時と同じく「オモナガヒデオ」と「チンチン電車」の二ネタ。「オモナガヒデオ」はちょっとショートバージョン。短くしない方が良かったのにな~。そして「チンチン電車」。このネタは出オチで笑うネタである。いや普通は失笑でも大ウケでも笑いは起きるのだ。がこの日はシ~ンとしたまま。ここまでお客が重いとつられて笑ってはいけないような空気が漂い、連鎖反応的にどんどん温度は下がる。
決して全演者共に出来が悪いわけではないのだが、感じるより、観察するような楽しみ方のお客が多かったのだろう。

正直コンタさん目当てで他は期待してなったのだが、他の演者も発展途上ではあるが、作品に真摯に向かい合う姿勢が凄く感じられたいい公演だった。

この小屋で観るのは二回目。今回のようにオムニバス形式の舞台などは、得てして照明や音響に凝ったり出来ないものだが、今回は4組とも演出にきちんと沿った照明と音響で、タイミングも一つも外すこともなっかた。小屋のスタッフがやっているようだったが、まるで座付きのスタッフのようだった。相当狭いが、愛のあるいい小屋だな~。いい演者が育っていきそうだ。

 060913.jpg

テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

落語会「柳家一琴」「立川志ら乃」
9月某日昼 落語会「浜町・一琴の会」中州コミュニティーホール
三遊亭歌ぶと 柳家一琴 モロ師岡

昼は一琴師匠、夜は志ら乃さんの独演会をハシゴ。落語三昧の休日である。
まずは一琴師匠。30回記念としてゲストにモロ師岡さんを迎えての浜町での独演会。モロさん効果か大入り満員!

定例独演会というアットホームな現場にアウエイで乗り込み、モロさんはコントをやるのか?サラリーマン落語をやるのか?と思っていたらネタは「ロボ警官」。場所と客層を考えたら「大往生」か「リスト勝田」あたりがウケがイイと思っていたが、この早いテンポのネタにお客さんがよく食いついてきた。このネタはお客さんちょっと参加型だけに、食いついたら離れない離さない相乗効果で盛り上がる。またゲストで出られる時には是非サラリーマン落語で一琴師匠とバトルして欲しいものだ。

一琴師匠のネタ、まずは「やかん泥」。落語にはマヌケとかアホとかバカが結構出てくるが、この噺で師匠の演じるバカは手強いバカに聞こえた。とぼけたり可愛げがあるのではなく絶対言うことを聞かなそうなバカ。かかわりたくないな~ってな感じ(笑)。そんなバカを弟子に持った師匠の苦悩がひしひしと伝わってくる仕上がりだった。
そして〆は「抜け雀」。名前は良く聞くが初めて聞く「抜け雀」。枕で前ふりがなかったらサゲの一言は?になっていただろう。他の噺家さんがやるときも枕で前ふりするのだろうか? それとも「火焔太鼓」のように何通りもサゲがあるのだろうか? そんな疑問一つが、また落語の深みに私を引きずり込んでいく(笑)


9月某日夜  落語会「立川志ら乃独演会」上野広小路亭
■公式HP

そして夜は上野で立川志ら乃独演会。
真打ち昇進を睨んだ志ら乃さんの攻めの行動が始まった。50の噺のタイトルが書かれた目録から、客のリクエストに応えて噺をする、という内容。お客も番号札を持ち、志ら乃さんがランダムに番号を選び、その番号のお客がリクエストをする形式。こちらの会場も大入り満員大盛況。

私は昨年NHK新人演芸大賞受賞噺の「火焔太鼓」がものすごーく聞きたかったのだ。知り合いの映画監督が志ら乃さんの「火焔太鼓」を絶賛していたのもあって秘かにリクエストを狙っていた。
しかし、独演会に来るお客さんはみんな聞いてる噺だろうし、誰もリクエストしないだろうな~、と思っていたらリクエストされたので喜んでいたら、私の番号が呼ばれリクエストを求められてしまった。え”~である。他には何も考えてなかった! そこで慌てて選んだのが「青菜」。師匠である志らくさんの十八番噺らしいが、聞いたことがなかった噺だったので、じゃあお弟子さんに、と思ったのだが……どうやら選んで欲しくない噺だったらしい(苦笑)
「堀之内」「青菜」「大工調べ」「紙入れ」「火焔太鼓」。聞いたことないネタは「青菜」と「火焔太鼓」だけ。
本人は一番やりたくなかった様なことを言っていた「紙入れ」だが、二枚目の志ら乃さんが語ると主人公の間男っぷりが妙にリアルでオモロ! 全然初めて語る噺には思えなかった。そしてお目当ての「火焔太鼓」。やっぱり十八番噺だけにめちゃめちゃ面白かった。

かなりトライアルな企画。話し終えた志ら乃さんの顔は競技を終えたアスリートのようだった。10,11,12月と続くこの企画、今度は志ら乃版の「抜け雀」が聞いてみたい。
 

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

演劇「うす皮一枚 」
9月某日 演劇「うす皮一枚 」本多劇場
■公式HP


劇団ひとり+南海キャンディーズのしずちゃん、という異色の組み合わせで、二人共に舞台は初なのに速攻売り切れでヤフオクで3倍以上の値段がついた公演。
以前からお笑い芸人が芝居をするという鈴木おさむ演出の舞台は観たいと思っていたので、念願の観劇となった。

いや~宣伝しづらいストーリーだ。スタッフも困ったであろう。最近起きた現実の事件と偶然にも設定が似通ってしまっていて、これがテレビなら確実に放送自粛的な話だ。
そういうシンクロの部分は別として、ネタとしては美しく儚い物語。
しかしその世界感に追いついてない脚本と演出。役者が確信を持てずに、どこまでやればいいの?と探り探りやっている感じが伝わってきてしまった。役者に預ける部分と演出で作り上げる部分が曖昧で、役者の引き出しが閉まったままという、かなり消化不良的な感じで見終えた。
ただラストはいい。そこは泣けた。完全に役者に泣かされた。

原案・鈴木おさむ 脚本演出・青木豪 主演・劇団ひとり+南海キャンディーズのしずちゃん、で観たっかた。演出次第で役者も話しも凄く面白くなると思うのだが。

 060909.jpg

テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

演劇「戸惑いの日曜日 」
9月某日 演劇「戸惑いの日曜日 」サンシャイン劇場
■公式HP

三谷幸喜作品独特の嫌味感が苦手だったが、この舞台は面白かった! “誰にでもわかる軽演劇”という東京ヴォードヴィルショー佐藤B作座長の演出が、嫌味を毒消ししてスカッと笑える喜劇に仕上げた感がある。いや嫌味すらその人間の味わいであるとか可笑し味に変えてしまったように思える。

登場人物が「嘘」を重ねに重ねまくって、それが何重にも交錯する話なのだが、まぁよくもこんだけ緻密に入り乱れた話を考えられるものだ。
前半は展開にハラハラするのだが、後半はイタズラを仕掛けてそれに引っかかるのをワクワクしながら観ている感覚に変わっていった。最後は妙にホッとした気分で終わる。泣かせに持って行かないのがイイ。最後っ屁のような一番最後の嘘には、膝カックンをされたような感じの笑いが。岩手生まれかよ~(笑)

 060908.jpg

映画「 男はソレを我慢できない」
8月某日  映画「 男はソレを我慢できない」シネアミューズ
■公式HP

フジテレビかテレビ東京の深夜枠で30分でワンクールのドラマ、だったら毎週楽しみにして観ただろうな~。ビール片手にパソコンいじりながら、楽しく観る番組としては最高なのに、映画館で半軟禁状態で観るのはちょっと辛いものがあった。

今までテレビでも映画でもいいと思ったことがなかったのだが、鈴木京香がめちゃくちゃいい。意外とコメディエンヌなんじゃないかな~。

にしても何故に今更下北なのか? ちょっと下北沢のイメージの虚と実のギャップが広がってるような気もするが。
芝居に落語に映画にライブに古本屋、なんだかんだと月に数度は訪れる下北。そののほほ~んとした空気感と、みょーなテンションの高さ、そしてちょっとしたプライドの高さをがやや鼻につく町である。
行ったことはないが、同じブームである沖縄と似たものを感じる。
スローライフを楽しむ清貧暮らしにあこがれる人々が集う部分はどちらにもあるし、反面沖縄は高級リゾートとしてバブル期以上の活性化を見せ、下北は清貧暮らしはどこにある、というほど実際は家賃も高い。そのギャップも似ている。
沖縄は基地問題で行政とぶつかり、下北は幹線道路建設反対で行政とぶつかっている。地元意識が強いのも似てる。社会情勢や格差社会のある部分を明確に表してるような感じがする。だから今、下北なのかもしれない。
とはいえ「下北サンディーズ」、視聴率低迷で早期終了(打ち切り)だそうだ。山口紗弥加と松永京子の顔が毎週見れなくなるのは、ひじょーに悲しい(泣)

 060829.jpg



テーマ:日本映画 - ジャンル:映画